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本棚に
実は土日あたりから、本棚にエクシア(ロールアウトカラー)とキュリオスがいます。何かその内デュナメスとかヴァーチェとかまで買いかねない気がして怖い…。
とまぁ、今回はこんな感じで、メインは小ネタ。
マイスター四人の話。二期です。ライルさんです。


続きからどうぞ。




 それは、久々にそろったマイスター三人で、コーヒー片手に楽しく談笑していた時のこと。
 急にティエリアの顔が険しくなり、それを訝しく思っていると、食堂のドアが開いた。
「お、アンタらこんなとこにいたのか。俺も混ぜてくれよ、な?」
 そこにはロックオンのそっくりさん……ライルの姿があった。顔には笑みが浮かんでいる。
 あ、とアレルヤは微笑んで、近付いてきた彼に答えようとした。これからは共に戦う相手なのだし、それでなくても数少ない仲間の一員である。仲良くして置いた方が良いだろう。
 しかし。
「何の用だ」
「冷たいねぇ、可愛らしい教官さ…って熱!?」
「手が滑った」
 手に持っていた、とてもとても熱いコーヒーをライルの足に自然な動作でぶちまける(という表現が最も正しいだろう)、ティエリアを見て、アレルヤは思わず固まった。
 案の定というか…表情が……怖い。
 絶対零度の空気を纏いながら、セラヴィーのマイスターはゆっくりと口を開いた。
「もう一度訊こう。……何の用だ」
「いや、からかいがいが有りそうなヤツがいたから、ちょっかいかけに…ぶっ!?」
「あれほど言ったのにまだ懲りて無いのか貴様ッ!」
 ティエリアの繰り出した右ストレートがライルの顔面を直撃、くらった本人は後ろに倒れ、くらわした当人は倒れた相手をさらに足蹴にしていた。
 展開に驚いて呆然としていると、突然、手首を握られぐいと引っ張られた。
 え?と顔を向ければ、そこには呆れた表情の刹那の姿。
「ここから出る」
「でも、二人は…?」
「放っておけ。ヘタすると俺たちまで巻き込まれる」
 言われて、思い返してみる。まだ見た回数は少ないが、ティエリアがライルに大してどのような事をして、どのような態度を取ってきたか。
 そして結論。
「…うん、巻き込まれるのは嫌かも」
「そういうことだな」
 刹那の言葉に頷く頃には、二人は食堂から出ており、何かが壊れる音をも閉じこめて、ドアは閉じていった。





からかいがいの有るヤツ=アレルヤ。
しばらく、この四人が集まったらこんな展開になるかも…。
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