気になること

ふと、検非違使のことが気になりました。
彼らは歴史修正主義者と審神者のどちらの陣営をも敵としてとらえていて、それはどちらも歴史を引っ掻き回す異物だから……という話だったと思うのですが、それは検非違使も同じなのではないか、とか思ったのです。
まず、歴史を変えたがっていてあれこれと手を加えようとする修正主義者。彼らはについては、特に議論するまでも無く、歴史に影響を与える存在であると断言出来るでしょう。だって目的がそれで、日々あれやこれやと作戦を練っては活動を続けているのですから。
んでもって、審神者はというと、修正主義者を止めて歴史を元のままに、というスタンスです。が、修正主義者たちの手によって一度変えられた歴史が、完全に修復できるかと言うと……怪しいよなぁと思ってしまいます。むしろ、修正主義者との戦闘のせいで、元の歴史との乖離が激しくなっている部分があるのかもしれない。
そんな状態であれば、歴史変えられたくない第三勢力が審神者と歴史修正主義者を潰そうと言い出す気持ちは分かるのですよね。分かるのですが、それって審神者が今やってることを拡大しただけですよね……つまり彼らの立ち位置は審神者と同じような物なのではないかと思えるわけです。
となると、異物の中に検非違使も含まれてしまうわけですよね。過激ではあるけれども、やってることは審神者と同じなのだから。……と言い切ると、ちょっと語弊があるでしょうか？
いやでも、検非違使が出てきたせいで色々と酷くなった部分はあると思うよ？　少なくとも、修正主義者側は放置できなくて作戦変えようとしてる所があるわけだし。
そのあたり、検非違使たちはどう考えてるんでしょうかね？
その内、検非違使含めた三陣営を「異物」と見なす第四の陣営が出て来ても、正直全く不思議じゃないですよねぇ。