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00の五話感想…ライルが凄い

今日、小説も買ったのですけど…まぁ、その感想は後日ですね。
感想打っていて、イノベーターを縮めてイノベさん、と打とうとしたら『伊野部さん』って出て笑いました。
…内容はそれどころじゃないというのに。


ということで第五話感想です。



始めはイノベーター。新しいイノベさんの登場です。リヴァイヴ?…ニュータープで確認したら、確かにリヴァイヴさんでした。リジェネは仲が悪いのでしょうか。何か、リジェネが嫌そうな顔をしていた、ような…気のせいかも知れません。というか、リジェネはもしかしたら短気?リボンズのはぐらかす言葉にイライラしてたりとか、そんな様子もありましたし。
イノベーターのリーダーらしいリボンズは、自分たちでなく人間に行動させると言います。で、その人間は…なんと、と言うべきか……アリーさん。アリー・アル・サーシェスでした。ツヴァイ(ですよね?)の前で笑っている彼はまさしく、何年経っても変わらないようですね。…イノベーターと行動を共にしている、というのならば、ツヴァイの修理とヴァージョンアップはイノベーターが行ったんでしょうか。

マリナ様と沙慈をつれてカタロンへ向かうマイスターとスメラギさん。フェルトたちはトレミーで留守番です。それに不満を持っているミレイナをなだめるフェルトの声が、何だかとても柔らかくて…あぁ、本当に女性らしくなったなぁ、と。四年の月日を感じました。
CB以外の二人を護送中、ライルはカタロンの話、中東などで連邦が行っている妨害工作について話しています。ティエリアがよく知っているな、と言っていて、ライルは常識だと言っていますが……絶対に常識じゃない。
ふと思ったのですが、もしかして、ライルがカタロンであることは刹那くらいしか知らない……のでしょうか?知っていたら、この後のシーンでメットを脱ぐライルを止めたりはしないと思います。だってカタロンだし。仲間に顔を見せたって、何の問題もないはずですから。ここでの言葉のやり取りも、なんか、あれ?…と思いました。

で、カタロンに歓迎されつつ対話して、メットを脱ぐ前にティエリアが秘匿義務がどうのこうのと言っておりました、が……いや、もう本当に言える事じゃない。刹那はカタギリさん(ビリーの方)にスメラギさんがCBってバラしてるし、アレルヤは(旧知だから分からなくもないけど)マリーというかソーマに名乗ってるし、ライルは見てのと降りメットを脱いでるし。それにトレミーも関係者以外が二人も乗ってたし、ね?
ここで初めてカタロンをハッキリと見たアレルヤは、何か思ったりしたのかな?

そして、三人のいる場所でない所で、トップ会談。ここでマリナ様とシーリンさんが再び差であったりします。シーリンさんがカタロンにいることを複雑に思っている様子のマリナ様。どうして…と思う一方で、納得もしているのかもしれません。
ここで、刹那は沙慈の保護を頼みます。まぁ、CBにいるよりは安全だろうし。
そんな所で子供が登場。カタロンというのはやはり戦う場所なので、元少年兵である刹那は、そのまま自然と『自分と同じ』なのではないかと考えます。これは彼の背景に起因する考え方だろうな、と。直ぐに結びつくところが特に。
けれどシーリンさんが強気で否定していたので、多分そういう目的ではないでしょう。こういう場合は、組織にいるかは大きくなって判断が委ねられるんじゃないかな、とか。
まぁ『組織』にいる以上は、その組織に関しての『良い』情報しか基本的に入ってこないものなので、そこはあれですがね……けど、結果として洗脳に近くなったとしても、それは意図的じゃないのではないかなと。
だから許されるかとか聞かれると困るけど。
むしろ、こっちのほうが手に負えないけど。

所変わってアロウズ。トリロバイトを壊されたせいで怒られてるヘタレ…もとい、リント少佐。というか、もうこの人はヘタレで良いと思った。今回はそういうシーンが無かったけど、前回のあの様子だけで充分でしょう。
グッドマンさんが『盾であり矛でなければ~』とか言ったとき、真っ先に『矛盾』という二文字が浮かんできましたよ。アロウズに関しては、あながちこの単語が間違っていない気もします。どこがどう、というのはさておいて。
あと、衝撃の事実。ミスター・ブシドーは独自行動の免許を持っているそうです。陣羽織やマスク…もとい仮面なんて許されているので、ここは何となく納得ですが…上層部、せめてあの陣羽織だけでも禁止してください。
甲板ではソーマさんと荒熊が会話中。セルゲイさん曰くアンドレイは彼を憎んでいるのだそうです。軍人ではあったが父親ではなかった…と。
それを聞いたソーマは…養子になることを引き受けよう、と。自分は幸せ者だ、と。

子供と遊んでいるマリナ様はお母さんのようです。そして、それを見て刹那が思い出すのは、自分が殺してしまった母のこと。後悔…してるんだろうな。してなくても、とても思いモノが心にズッシリと残っているのでしょう。
そんな刹那の考えていることなど知るわけもなく、沙慈は刹那を糾弾します。
けれど…何でそんなに、全部を刹那の、CBのせいにしようとするのだろうかと、一瞬思ってしまいました。形があし知り合いだから、怒りもぶつけやすい…のかも。実際にCBのせいではあるのですが、何と言うか……それだけのせいでもない、と思うのだけど…彼の物言いだと、全ての原因がCBにあるって感じで、それが少し、解せません。
じゃあ、何でCBは生まれたんだろうかとか、その生み出した原因こそ問題じゃ?とかは思わない…のでしょうね。これって責任転嫁ともとれそうだし…何より、CBのメンバーはそれを望まないだろうし、こんな考え方、実際に立ち会っていない第三者で、考えが浅いからこそ出てくる考え方なのだろうから。
実際の哀しみとか、苦しみとか、そういう感情は経験しないと分からないし、何よりも……誰が正しい、誰が悪い、っていう話じゃない気もする。

マリナ様の依頼により、皇女を国へと帰すことになった刹那。ティエリアと刹那の言葉のやり取りが、仲良くなったんだということをしみじみと感じさせてくれました。以前だったら絶対が一万つくほど有り得ない。
アレルヤが「君が冗談を言うなんて」とか言っていましたね。あれ、柔らかくナタtのって四年前から…と思ったのですが、よく考えると、あの頃はまだ冗談は言ってない。そんな余裕はなかったですし、彼の疑問もあながち間違ってないかもしれません。キッカケが四年前にあったのは事実ですが。

そして、今回最大のポイント、な沙慈はカタロンから抜け出して、一人で砂漠に出てしまいました。いくら戦闘集団の中が嫌だからって…それは無茶というものでしょうに。
そのせいでほら、Bパートじゃ連邦に捕まってるじゃないですか。
そこで荒熊と会いました。セルゲイさんは相変わらずな人格者。けど『軍』じゃ甘い方なのかな…とか。そんなことを思いました。
こうやって話し出した二人ですが、ドアの向こうには耳をそばだててる人…

沙慈は荒熊に色々と話してしまったようです。
それは、ドアの向こう側の人に知られてしまいました。
結果……アロウズへ、その情報は行った…行ってしまったようです。
カタロンの基地の情報を得たアロウズは、殲滅作戦の開始を決定します。例のオートマトンを、キルモードで落とす…のだそうで。
マネキン大佐はその作戦のあまりの非道さに衝撃を受けます。
同じくソーマも苦々しく。以前は完全なる兵士であった彼女も、多くを学んだ後の今では……兵士には、軍には向かないですね。
ここでアンドレイから、セルゲイさんは自分の妻を見殺しにした、との報告。……小説を今日、買ったんですが、確かにそういう記述がありました。名前は『ホリー・スミルノフ』だそうです。どんな人だったのだろうか…。

とてつもないカタロンの危機を、留美からの情報で知ったCBは救援に向かうことを決定。
ここでコッソリと注目したのは、ガンダムの入れ方。二期ずつ一つの格納庫に入っている感じでしたので、どういう組み合わせかとちゃんと確認してみました。ダブルオーとアリオス、ケルディムとセラヴィー、でした。…偶数組と奇数組、的な感じですか?分かんないのですが。だってダブルオーって数字とか、そういう問題じゃない。
話を戻して。

襲撃を受けたカタロンは大慌て。恐怖を伴った混乱に陥ったと記しても、あまり間違ってはいないのでしょう。武装や戦力が圧倒的に違うのですから。
シーリンさんは子供たちを誘導に。クラウスはCBを信じて待つと言います。

けれど、ついに、アロウズは来てしまうのです…。
やってきた彼らは旧型のMSを破壊し、オートマトンを落としていきます。
そこへガンダムがやってきました。刹那はマリナ様を送っているので、三機だけ。
カタロンが酷い危機で、ライルはかなり怒っています。人間のすることか、と。
…多分、こういうのがライルの本当、なのだろうな、とか。軽そうに見えるけど、それは自分で演じていたり、ニールと比べてだったりするのでしょう。特に、私たちはニールと比べてしまうから、余計にそう思えたりするのかと。どっちもいい人なのだよ…きっと。
アロウズのやり口を初めて見たアレルヤも、とても怒っているようです。
けどな……あえて言わせてもらうが…飛行形態で、先が開いて挟んでた様な気がするんだが……あれって見間違い?本当だったらかなり凄い。キュリオスじゃ出来なかった、アリオスならではの機能です。キュリオスは、変形形態がそういうのに向いてなさそう。
アロウズは反撃しますが、その中でミスター・ブシドーは作戦に関わらないと意思表明。抜け出ます。本人曰く「興がのらん!」…って、迷言は和風に変更ですか?
ライルは激怒のままオートマトンを破壊し尽くし、ソーマに銃口を向けました。
向けられたソーマは、そこでようやく我に返って撤退。苦々しく、辛く思っているようです。

沙慈は遠くからカタロンの様子を見て、ショックを受けて呆然としていました。
間接的とはいえ、自らが一番嫌っていること…憎んでいる人たちと同じ事をやってしまったから、それがとても……ということなのでしょう。


Cパートは、衝撃的すぎます。
白い雲を突っ切ってアザディスタンに向かっていると、その雲が突然赤く染まり、開けた先では燃えてている国の姿。
そしてそこにいたのは……アリーさん。
前回の次回予告とオープニング前のイノベさんがたとアリーさんを見て、何と無しに想像は付いていたけれど……。

…来週がとても待ちきれません。

 

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