予習？それって美味しいの？

復習なんてさらさらやる気はないです。ダメ生徒だ！
だけど宿題はある程度はやる。予習も宿題ほどじゃないけど。
だって、宿題には提出点つくし、予習しないと授業が色々無茶。

……なくせに。
あー、もうどうしてサボるかなこの子はッ！
自分が自分で何というか。
これで明日困るのは間違いないよ…。

てか、予習してないくせにテスト勉強は『微・妙・に』やっております。微妙、を強調したのには深い意味がありません。あしからず～。

【RPG編・第十七話】

---

～衝撃の事実が発表されました～

Ｌ「……は？イオリアの爺さんを誘拐してない？」

炭「そうだよ。今頃家に帰ってんじゃねーのか」

皇「ということはあの手紙は…」

Ｓ「偽物、というか、何というか……」

Ａ「ま……まぁ、とりあえずお爺さんが無事でよかったね」

Ｈ「会いに行くか？」

Ｔ「いや……折角ラスボスがここにいるんだ。丁度いいから倒していく」

炭「はぁ！？こんな序盤にラスボスであるこの俺！パトリック・コーラサワーを倒すって？」

Ｓ「……名乗りがウザイ」

炭「……」

Ｌ「刹那っ、そんなことを言ったらダメだろ！」

Ａ「あ、す…すみませんっ！気にせず進めてくれませんかっ？」

炭「……いい。気が削がれた……ってなわけで！これからバトルだ！」

Ｔ「あぁ、前口上を省くのか。時間短縮だな」

皇「えぇ。そういうことなら私、早く家に帰りたいし……」

炭「おっしゃぁっ！かかってこい！」




Ａ（そういえば、何か忘れてるような…）